2020年NACSIS-CAT/ILLのない学術情報基盤を妄想する
個々の図書館の(最低限の)使命=入手
• 機関としての契約コンテンツ/蔵書は機関所属の
研究者/学生が確実に入手できること
「図書・雑誌」単位の目録は
「ディスカバリ時代」でも...
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NACSIS-CAT/ILLのない世界

NACSIS-CAT/ILLのない世界が来るかもしれない
Published on: Mar 3, 2016
Published in: Education      
Source: www.slideshare.net


Transcripts - NACSIS-CAT/ILLのない世界

  • 1. 2020年NACSIS-CAT/ILLのない学術情報基盤を妄想する 個々の図書館の(最低限の)使命=入手 • 機関としての契約コンテンツ/蔵書は機関所属の 研究者/学生が確実に入手できること 「図書・雑誌」単位の目録は 「ディスカバリ時代」でも仕組み はそれほど変わらない → 最低限で維持をする • CATPがRDA/BIBFRAMEとか になったとしても • 最低限の紙の本や紙の雑 誌(magazine, not journal…) • 「昭和時代の紙の本」が博 物館的価値を持ち始めて いる。 ILLは、P2P的疎結合・分散型の ILLシステムを開発 → NACSIS-ILLは不要 • 電子的なILL=コピーしたら あるサーバにアップして、 依頼館に通知 • 依頼館はそこから紙に印刷 して、依頼者に紙で提供 • 印刷した時点で電子的中 間データは消滅する • EJなどは、著作権料の補償 システムを版元と交渉、構 築する 図書館システムのクラウド化 • まずは同じベンダー、近い更新時期の館同士でシステムの統合化を進 める • 開発もコンソーシアムとして進める NACSIS-CAT/ILLのないNIIの役割 • 図書館システム、国内KBデータコンソーシアムの事務局 「JUSTICE事務局と運営委員会、協力員」のようなモデルで運営する。 ※専任事務局はNII職員、あとは大学からの出向、在籍のまま協力のイメージ • ILLの図書館間決裁、版元への著作権補償決裁システムを運用 • 発見の基盤となるKnowledgeBaseの構築、流通、交換の日本窓口 • 図書館システムのホスティング、物理サーバの運用 広義の学術情報システムの使命=発見 • 世界のどこかにあるものが確実に発見できること 付加価値の部分 • 必要であれば個別機関が研究開発投資としてそ れなりの投資をする部分 • システム開発は市場原理に任せたほうが継続性 はある(=ベンダーが開発した方がよい) ※少なくともほっといてもNIIがやってくれると思わない方がいい NIIを事務局として発見の基盤の整備を行う • 国内データの発信・発見基盤としての CiNii Article/Books の運用 • 国内コンテンツのKnowledgeBaseの整備、 流通 データ提供/協力データ提供/協力 国内外の版元、KB ベンダーとの連携